11.5. ネットワークパケットフィルター設定の保存

状況に合ったネットワークパケットフィルターを設定し終えたら、設定内容を保存してリブート後も復元されるようにします。iptablesの場合は、次のコマンドを入力します。

/sbin/service iptables save

これにより、設定内容が/etc/sysconfig/iptablesに保存され、 ブート時に呼び出されるようになります。

このファイルを作成したら、/sbin/serviceコマンドを使って、 iptablesを起動、停止、ステータスの確認(ステータススイッチを使用) をすることができます。/sbin/serviceは、 該当するモジュールを自動的にロードします。/sbin/serviceコマンドの 使用例については、項10.3を参照してください。

最後に、該当するサービスが適切なランレベルでアクティブに設定されていることを確認する必要があります。これに関する詳細は、項10.1を 参照してください。

次の章では、Piranha 設定ツールを使用してLVSルータを設定する方法とLVSクラスタをアクティブにするまでに必要なステップについて説明します。