LVSクラスタを起動する最善の方法は、2つのrootターミナルを同時にオープンするか、プライマリLVSルータに対するsshセッションをrootで2つ同時にオープンすることです。
1つのターミナルで、次のコマンドを使ってカーネルログメッセージを参照します。
tail -f /var/log/messages |
続いて、次のコマンドを他のターミナルに入力することにより、クラスタを起動します。
/sbin/service pulse start |
pulseサービスのスタートアップ処理が進むにつれて、ターミナル内にカーネルログメッセージが表示されます。次の出力が表示された時点で、pulseデーモンが正常に起動しています。
gratuitous lvs arps finished |
/var/log/messagesの表示を停止するには、
この時点で、プライマリLVSルータは、アクティブLVSルータでもあります。この時点でクラスタに対する要求を行うことができるので、クラスタサービスを開始する前にバックアップLVSルータを起動する必要があります。バックアップLVSを起動するには、上記のプロセスをバックアップLVSルータノード上で繰り返すだけです。
この最後のステップを完了した後で、クラスタがアップ状態になり、稼働します。