clupowerd、cluquorumd、cluhbd、およびclusvcmgrdデーモンがログするイベントの重要度レベルを変更できます。 これにより、 クラスタシステム上のデーモンがユーザー定義の重要度レベルで メッセージをログするように設定できます。
すべてのクラスタメンバー上でクラスタデーモンのロギングレベルを変更するには、クラスタ設定ツールを使用し、クラスタ => デーモンのプロパティの順で進みます。 タブを使ってデーモンを指定し、プルダウンメニューを使って各デーモンの重要度レベル を指定します。以下の一覧で各重要度レベルを説明します。
EMERG - システムは使用できません
ALERT - 至急に調査を行なう必要があります
CRIT - 危険な状態です
ERR - エラー状態です
WARN - 警告状態です
NOTICE - 正常ですが、重大な状態です
INFO - 情報などです
DEBUG - デバッグレベルのメッセージ
クラスタは、指定したレベル及びそれ以上の重要度のメッセージをログします。たとえば、quorum処理デーモンメッセージの重要度レベルがCRITの場合、クラスタは重要度レベルがCRIT、ALERT、 EMERGのメッセージをログします。 ログレベルに低い重要度レベルを設定すると(DEBUGなど)、 ログファイルが大きくなることに注意してください。