共有ファイルシステムを設定するには、 1つのクラスタシステムでrootとしてログインし次の作業を行ないます。
共有ディスク上で、インテラクティブなpartedユーティリティを使用し、 ドキュメントルートディレクトリに使用するパーティションを作成します。 異なるディスクパーティションに複数のドキュメントルートディレクトリを 作成することができます。詳細については、項1.4.4.4を参照してください。
mkfsコマンドを使用して、前の手順で作成したパーティション上にext3ファイルシステムを作成します。ドライブ文字とパーティション番号を指定します。 例えば、
mkfs -t ext3 /dev/sde3 |
ドキュメントロートディレクトリを含むファイルシステムをマウントします。 例えば、
mount /dev/sde3 /var/www/html |
サービスで使用するファイルシステムのマウント/アンマウントはクラスタソフトウェア だけが実行できるため、このマウント情報を/etc/fstab ファイルに追加しないでください。
必要なすべてのファイルをドキュメントルートディレクトリにコピーします。
異なるディレクトリまたは個別のパーティションに格納するべきCGIファイルまたは 他のファイルがある場合は、必要に応じてこれらの手順を繰り返します。