![]() | 警告 |
---|---|
次の手順を行なう前に、クラスタサービスがどのメンバ上でも実行 されていないことを必ず確認してください。 |
現在、Red Hat Enterprise Linux 2.1でクラスタサービスを実行していて、 クラスタ設定を維持しながらシステムにRed Hat Enterprise Linux 3をインストールする場合、 Red Hat Enterprise Linux 2.1システムで次の手順を行ない、Red Hat Enterprise Linux 3をインストールする前に クラスタ構成をバックアップします。
すべてのクラスタメンバ上でservice cluster stopコマンドを 呼び出してクラスタサービスを停止します。
すべてのメンバからクラスタデータベースファイル(/etc/cluster.conf) を削除して、別の実行中システムかディスケットなどのポータブルストレージに、 違う名前でコピーを保存します(例、/etc/cluster.conf.sav)。
すべてのメンバ上に Red Hat Enterprise Linux 3 でRed Hat Enterprise Linux 2.1システムを再インストールします。
項2.1で説明している方法を使ってRed Hat クラスタスィートをインストールします。
すべてのメンバ上で、クラスタソフトウェアによりサービスとして管理されるよう アプリケーションをインストールします。
2の手順で保存したクラスタデータベースファイルを1つのメンバに 復元して、ファイル名を/etc/cluster.confになおします。
/sbin/cluconvertコマンドを呼び出して、 /etc/cluster.confを/etc/cluster.xmlに変換します。
共有ストレージを初期化する</usr/sbin/shutil -iを実行して、 クラスタメンバ上で共有ストレージを設定します。それから、そのファイルから共有ストレージ情報を読んだり、共有ステートに書き込むために、 /usr/sbin/shutil -s /etc/cluster.xmlを実行します。
/sbin/service clumanager startコマンドを使用して、 このメンバー上でクラスタサービスを開始します。
scpコマンドを使用して、 /etc/cluster.xmlファイルをその他のメンバにコピーします。
他のメンバでクラスタサービスを開始します。