3.6. サービスの再配置

自動サービスフェイルオーバー機能に加え、 クラスタでは管理者がひとつのメンバーでサービスを正常に停止して、 他方のメンバーでそのサービスを再起動することができるようにします。 このサービス再配置機能により、管理者は、アプリケーションとデータのアベイラビリティ (可用性)を維持した上で、クラスタメンバーのメンテナンスを実行できます。

クラスタステータスツールを使用してサービスを再配置するには、 サービスタブから、 サービスアイコンメンバータブにある メンバーアイコンにドラッグします。Red Hat クラスタ マネージャは、 サービスが実行していたメンバーでそのサービスを停止し、 新しいメンバーでサービスを再起動します。