GLOBAL SETTINGSパネルでは、クラスタ管理者が プライマリLVSルータの公衆ネットワーク用インターフェイスと私設ネットワーク用インターフェイスについてのネットワークの詳細を定義します。
このパネルの上半分で、プライマリLVSルータの公衆ネットワーク用インターフェイスと私設ネットワーク用インターフェイスをセットアップします。この2つのインターフェイスは、項11.1.1ですでに設定されています。
このフィールドには、プライマリLVSノードの公衆ネットワーク経由でルーティング可能な実IPアドレスを入力します。
プライマリLVSサーバの代替ネットワークインターフェイス用の実IPアドレスを入力します。このアドレスは、バックアップルータ用の代替ハートビートチャネル専用に使用され、項11.1.1で割り当てた私設の実IPアドレスと相関させる必要はありません。このフィールドは空のままにすることができますが、空の場合はバックアップLVSルータ用の代替ハートビートチャネルがないということなので、障害に対する単一の点を作ることになります。
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プライマリLVSルータの私設IPアドレスは、Ethernetアダプタかシリアルポートかに関係なく、TCP/IPを受け付ける任意のインターフェイス上に設定することができます。 |
NATボタンをクリックして、NATルーティングを選択します。
次の3つのフィールドは、私設ネットワークをリアルサーバと接続している、NATルータの仮想ネットワークインターフェイスを処理する特別な処理で使われます。
私設浮動IPをこのテキストフィールドに入力します。 この浮動IPはリアルサーバーのゲートウェイとして使用されなければなりません。
NATルータの浮動IPアドレスに、特別なネットマスクが必要な場合は、ドロップダウンリストから選択します。
このテキストフィールドを使って、浮動IPアドレス用のネットワークインターフェイスのデバイス名を定義します(例、eth1:1)。
![]() | ヒント |
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NAT浮動IPアドレスには、私設ネットワークに接続しているEthernetインターフェイスに対するエイリアスを設定する必要があります。この例では、私設ネットワークはeth1インターフェイスで接続しているので、浮動IPアドレスはeth1:1です。 |
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このページの設定が完了したら、ACCEPTボタンをクリックして、新しいパネルを選択しても、変更内容が失われないようにします。 |