devlabel restartコマンドは、 システムが起動したときに/etc/rc.sysinitスクリプトから呼び出され、 同様に/etc/hotplug/ディレクトリ内の適切なスクリプトによっても呼び出されます。
devlabelでのrestartオプションは、 設定ファイル(/etc/sysconfig/devlabel)にあるデバイス一覧を読み込み、 シンボリックリンクに続いて、/dev/hdb1など デバイスが以前と同じ場所に存在しているか確定します。 シンボリックリンクが無効な場合、ディスクのUUIDに基づいてそのディスクの新しい場所の検索を 試みます。同じUUIDを持つディスクが見つかると、 シンボリックリンクはそのドライバの新しい場所を示すように更新されます。 設定ファイルはその新しい場所で更新され、次のようなメッセージが表示されます。
Device name incorrectly detected for symlink /dev/work! The device /dev/hdb1 is now /dev/hdd1. The symlink /dev/work will now point to the new device name. |
そのUUIDを持つディスクが見つからない場合(例、そのディスクはすでに取り除かれている場合など)、 次のようなメッセージが表示されます。
The device /dev/hdb1 no longer seems to exist. Because of this, the symlink /dev/work -> /dev/hdb1 will not be available. The reference to this symlink in /etc/sysconfig/devlabel will be ignored. |
デバイス用のエントリは設定ファイルから削除されていません。 このインスタンスは無視されます。