36.9. 既存プリンタの変更

既存のプリンタを削除するには、そのプリンタを選択し、ツールバーの削除ボタン をクリックします。プリンタの一覧からそのプリンタが削除されますので、適用 ボタンをクリックするとその変更を保存しプリンタデーモンが再起動します。

デフォルトプリンタを設定するには、プリンタリストからプリンタを撰択し、 ツールバーにあるDefaultボタンをクリックします。 デフォルトプリンタアイコン がリスト内にあるデフォルトプリンタのデフォルト 欄に表示されます。 IPP検索キュープリンタはプリンタ設定ツール のデフォルトプリンタとしては設定できません。 IPPプリンタをデフォルトプリンタとするには 項36.2 の説明通り追加するか、GNOME Print Manager を使用してデフォルト設定を行なって下さい。 GNOME Print Manager を実行するには、メインメニュー => システムツール => 印刷マネージャと順に撰択して下さい。 キュー名を右クリックし、デフォルトとして設定を撰択します。 GNOME Print Managerのデフォルトプリンタを設定した場合、設定したユーザーのデフォルトプリンタのみが変更します。 システム全体の設定は変更されません。

プリンタを追加した後、その設定の編集をするにはプリンタの一覧からそのプリンタを選択して 編集ボタンをクリックします。図36-12に 示されたようなタブ付きのウィンドウが表示されます。このウィンドウには、選択したプリンタの 現在の値が含まれます。必要な変更を加えてOKボタンをクリックします。 メインのプリンタ設定ツールウィンドウ内の 適用 ボタンをクリックすると変更が保存され、プリンタデーモンが再起動します。

図 36-12. プリンタの編集

36.9.1. プリンタ名

プリンタの名前やその短い説明を変更するには、プリンタ名タブ内の 値を変更します。その後OKボタンをクリックするとメインウィンドウに 戻ります。プリンタの名前はプリンタの一覧で変更されているはずです。適用 ボタンをクリックすると変更を保存しプリンタデーモンが再起動します。

36.9.2. プリンタ名

プリンタタイプタブでは、プリンタを追加してその設定をした時に 選択したプリンタタイプが表示されます。プリンタのプリンタタイプ、又はその設定は変更 できます。変更をした後は、OKボタンをクリックするとメインの ウィンドウに戻ります。適用をクリックして変更を保存し プリンタデーモンを再起動します。

どのキュータイプが選択されているかに応じて、各種のオプションが表示されます。 オプションの説明については、プリンタの追加に関するセクションを参照して下さい。

36.9.3. プリンタドライバ

プリンタドライバタブでは、現在使用されているプリンタドライバを 表示します。変更した場合は、その後OKボタンをクリックして メインウィンドウに戻ります。 適用をクリックすることで 変更を保存し、プリンタデーモンを再起動します。

36.9.4. ドライバオプション

ドライバオプションタブでは、高度なプリンターオプションを 表示します。各プリンタドライバに応じてドライバは異なります。一般的なオプションには 次の項目が含まれます:

ドライバオプションを変更するには、OKボタンをクリックして メインウィンドウに戻ります。適用ボタンをクリックすると その変更を保存してプリンタデーモンが再起動します。